介護業界の現状

高齢化が進む日本。
その中で当たり前のように「介護」という言葉は使用されていますが、1980年代に「介助」と「看護」をあわせて作られた言葉です。
そう考えると介護の歴史は、わずか30年ということになりますね。
そして新しい分野の仕事です。
あなたの周りでも介護に関わっている方がおられるのではないでしょうか。
自分の家族が介護施設でお世話になっているという方、介護に関する仕事をしてらっしゃる方、介護は私達の身近で当たり前の存在であるといえるえしょう。
また、高齢化がますます進み、自分もいつか介護を受ける立場になるかもしれませんね。
以前は民間企業が参入していることは少なく、またごく一部の企業しか認められていませんでした。
ですから介護のサービスを提供していたのは主に社会福祉法人が中心でした。
利益を追求するといった方針ではなく、市場原理は全く働かず、狭くて閉鎖的で非常に特殊な業界でした。

2000年に介護保険制度が始まってからは民間企業が、サービスをすることが認められ、介護業界は様変わりしました。
それまでにはなかった、利益を追求するサービス業の誕生です。

それまでは利益追求をするのが目的でなかったため、無駄がたくさんありました。
介護保険制度によりほとんど考えることもなかった無駄がなくなったのはもちろん、「世話をしてあげている」などといった意識の改革を行うなど様々な面で見直されました。

しかし、行き過ぎた効率化や利益追求が批判されることもあり、不正をする企業もあり問題になったこともあります。